キャリアコンサルティング

キャリアコンサルティングについて

キャリアとは

キャリアとは、「経歴」という意味で解釈されることが多いですが、キャリアが意味するものは、単なる仕事上の経験だけではありません。学歴・職歴・知識・スキル・人間性・価値観など、多岐にわたる人生の経験値を含めてキャリアといいます。
キャリアとは、過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指します。厚生労働省ではキャリアを「時間的持続性ないしは継続性を持った概念」と定義しています。

キャリアコンサルティングとは

「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。

キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント（厚生労働省HP参照）

キャリアや仕事の相談ができる場

キャリアコンサルティングは、就職や転職、現在の仕事・昇進などに限定されるものではなく、キャリアや仕事、それらにまつわる悩みや生き方などを相談できる場として必要とされています。人生100年時代と言われている昨今、終身雇用で定年まで働くことが当然とされていた従来とは異なり、雇用形態も働き方も多様化しています。転職や副業も一般化しつつあり、自身の働き方に疑問をもつ人も増え始めました。

社会環境の変化

ここ10年間で日本の経済及び社会環境は大きく変化しました。日本型雇用慣行の変化と働き方の多様化が行われ、雇用環境は大きな変化を遂げようとしています。
生活者のライフスタイル、企業活動に大きな変化をもたらしました。
企業の求める人材ニーズや労働者の意識の変化、昇進機会の減少等を背景に、複線型人事管理制度、限定勤務地制度等新たな人事制度の導入が進み、働き方の選択肢が広がりつつあります。
これまでの前提としてきた事業の在り方、事業環境認識、人財への認識も根本から問い直す必要もでてきました。

日本型雇用慣行の変化と働き方の多様化（厚生労働省労働白書参照）

個人の変化

一方各個人の仕事観にも変化が現れてきています。“ワークライフバランス”という単語に代表される、仕事だけでなく、余暇、人生の楽しみも重視する考え方や、自分の望む生き方に合わせた職業選択も少しずつ浸透し始めており、価値観は多様化しています。
このような社会、各個人の変化により、日本では様々な働き方が選択可能になりました。しかし、それと同時に1つの企業・組織における継続的・安定的な雇用状態の中で「キャリア」を築くことは、困難になりつつあります。自らの価値観・職業観・人生観に基づいて、各個人が自身でキャリア形成していかなければならない状況になっているのです。

キャリアコンサルティングの必要性

そんな環境変化の中でも、企業を支える社員一人一人が自律し、向上心を持って組織と社員とが同じ方向を目指すためには、個人の特性や価値観を尊重し、活かすことが基軸となります。
キャリアコンサルティングの導入により社員がより熱心に仕事に打ち込めるようになれば、企業全体の生産性向上が見込めます。 また職場環境において重要な上司や同僚などの人間関係の改善に効果が発揮されれば、人間関係が理由の離職を防ぐことができます。

キャリアトワのキャリアコンサルティング

個別キャリアコンサルティング

キャリアコンサルティングにより、自分らしい生き方、働き方のスタイルを発見することができます。これまでの生き方や働き方を振り返りながら、自分が大切にしていること、自分の特性、持ち味、個性、スキルを理解し、意志決定を導く支援により、今後の自分らしいキャリアを考え、キャリア展望を持つことができることを目的としています。

ご相談をされたい方は、キャリアの専門家に相談してみませんか？

個別キャリアコンサルティングの流れ

1. 問合せフォームよりお申込みください。
2. 担当者よりキャリアコンサルティングの日程相談のご連絡（３営業日内）
3. 日程決定後、担当者よりZOOMのURL、面談料等の詳細情報をお送りします。
4. キャリアコンサルティング（オンライン面談）
   費用目安：面談時間50分～　　 12,000円（税込）～
   ※ ご相談内容、その他の事情等によっては、対応でき兼ねる場合がございますのでご了承ください。

企業内キャリアコンサルティング

社員の声が聞こえていますか？
組織の理念の基、価値観の違うメンバーが個々の特性を尊重し協力し合っていますか。
物言える自由闊達な風土は、創造性の高いチャレンジができる組織を生み出します。
組織が安心、安全の場となり、心理的安全性が高くなれば、社員のエンゲージメントは向上します。

国家検定キャリアコンサルティング技能士の資格を持つ熟練レベルのキャリアコンサルタントが組織の社員一人一人のキャリアの悩みや課題に真摯に寄り添い、組織が持つキャリア自律の課題、社員と組織の間にある溝と言われる不透明な部分を解消していきます。
また社員一人一人にはキャリア展望が持てるように支援いたします。

ワンマンやパワハラ、イエスマンや依存型、疲弊などの閉そく感の漂うワードは、組織の成長を妨げます。
【関連記事】会社の未来「目覚めるシャインたち」2023/1/23 日本経済新聞

また管理職として、マネジメント力やコミュニケーション力、部下育成など必要な能力やスキルを身に着ける意識変革も必要です。

キャリアトワの企業内キャリアコンサルティングは、社員一人一人の目覚めを促し、個々が自立し知恵を束ね、新しい価値を共に創りだすご支援をいたします。